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声の職人男性版(せいじさん)


以前に、声の職人女性版の記事を書いた。
Ediusの声の職人をMacで挑戦してみた。
http://audience.studio-web.net/diarypro/diary.cgi?no=350

これが相当重宝したので味をしめて男性版の音源である「せいじ」さんを、購入して使ってみた。産業物や歴史物には、どうしても重みが出て来ない感じがしたからであった。

意外と使える(笑

例によって調教に時間を要したが、あかりさんより調整が楽だった。参考になるかどうかは自己責任で判断してもらう事にして、拙の調教値(笑)を公開してみる。

試行錯誤の末に以下の要領で確定している。
EDIUS Neo 2 Boosterでの音声調整はデフォルトでOK
出力はAIFFでファイルを吐き出し(ここまではWindowsの作業)
FCPの音声チャンネルに貼付ける
音声の通常の出力値は-3db程度(好みでどうぞ)
そしてFCP付属の3バンド・イコライザーで
100HZを+5db
2000HZを+10db
5000HZを+15db

以上の設定が上記のコラム映像の音声である。

EDIUS Neo 2 Boosterでのコツは、文節間のスペースの取り方や発音のニュアンスが取りにくい場合は、当て字として別の漢字を入れて調節するなどの煩わしさがLight版にはあるが、要は慣れであると思う。上記の音声はナレーターをベースとして音楽の強弱を設定する事で調整している。

半年程度使い込んでみて、Pro版にバージョンアップする予定だ。これは単語の一音ごとの発声強弱設定や設定後に辞書として登録出来る利便性があり、アナウンス発音辞典が側にあれば、時間の経過とともに登録数が増え細かい直しの頻度が飛躍的に下がる事が見込める。また音源の商業使用が許可となる。(拙のハイビジョン日記は非商用サイトなので問題はない)

一般的に自分の書く台本は、一定の傾向で使われる文言の頻度が多いためにニュアンスの調整等も自動的に辞書から発音を抜き出してくれる機能はありがたいと思う。また、産業物での専門用語などのニュアンスも辞書化してしまえば時間の経緯とともに編集効率が飛躍的に高まることが期待出来る。

本来ならば、数十万円のパッケージを購入しなければ出来なかった機能が数万円で可能となるEDIUSの提案には感謝したい。たまたま、個人用の映像ブログで公開しているが、商業用で考えるならば反復用のCD製作等、応用が多いシステムなので興味のあるかたはアプローチしてみても損はないだろう(笑

デジタルの進化は、時には奇跡と思われる現象が出現するのを痛感した。