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Jedit X Rev.2

アップロードファイル 190-1.jpg

待望のJedit X Rev.2がリリースされた。

今回のセリフ挿入機に使用してみたが抜群の使用環境(神)だった(笑
・開発フォルダーの中身が一望できる。
・タブによるスクリプトの往来ができる。
・書類内のブックマークができ瞬時に移動できる。
・検索等も使用言語が一覧となって出てきて変更が容易。

OS X 10.4と10.5に動作するが10.5では最適化されているという。勿論、ユニバーサルバイナリ対応だ。体感的にJedit4の使用感の数倍のパフォーマンスはある。今回は200行強のスクリプトだったが数百行を越えるものになると今後これなしには考えられなくなるだろう。

楽なのだ(笑)、メーカーにはダメ元でPerlのデバッカーとTipsの蓄積倉庫新設をお願いしたが、それがなくとも以前の環境と比べて格段の使い勝手だ。Macでしか走らないのは残念だがMacerとしては美味しい思いを久しぶりにさせてもらった。
http://www.artman21.com/jp/jedit_x/

大体、数十行以上のスクリプトになると一発で決まることはマレだ(爆)そのため全体の構想とは別に少しずつシュミュレーターに食わせながら進んで行く。いわば手直しの集積のような物が出来上がったスクリプトと思えばわかりやすい。

だから手直しが便利にできるEditerは神なのだ(笑

良い道具がないとニャンともし難いというのを今回のオチとしよう。

FxScript入門  テキスト・エディターmEdit2007

アップロードファイル 75-1.jpgアップロードファイル 75-2.jpg

今回は文法的な話ではなく テキスト・エディターの紹介
数ヶ月前よりJEDITからmEdit200Xにエディターを変えている。理由は恐ろしく優秀だから(笑)。最近になって取り消し/やり直し機能が充実したのでご紹介します。(現在Beta 6)
http://www.medit.biz/index.html

何が使いやすいかというとワークシートが100枚以上まとめられる事でスクリプトを開発している方は理解できると思うが効果が出来上がったらそのままの状態にして次の効果を別にコピペして段階的にスクリプトを進展させる方法が一般的だ(それが駄目になっても元に戻れる環境が必要なため)そのためスクリプトが異常に増えて後日見直してみると、どれがどれだかという困った経験が少なからずあると思う。

これはエクセルのようにワークシートを集積させ開発ドキュメントを順番に整理できる。拙に取っては離しがたい機能を持ったエディター。Mac/Win両方に対応しているのもうれしい。カンパウエアなのでお試しあれ(笑

FXScriptの文法 4

前回は最も原始的な記述でトランジッションの
オーバーラップを書いてみた。
現実には色々なおかずが付属するがここでは
スクリプトの核になる考え方を述べるのに
とどまろうと思う。今回は前回作ったプラグに
論理式を加えようと思う。

前回の式はオーバーラップの基本となるものだが
オーバーラップに味を加えようと思う。
実際には複雑な式を使うのだが、それは
記述を書く自分のこだわりで、今回は
わかりやすい微積分を使ってみる(笑
--------------------------------------------

transition "TEST";
group "TEST";

input part1, "オーバーラップの味", label, ""
input aji, "味選択", popup, 1, "通常", "早め", "遅め";

code

float speed;//ここの名前は何でもよい

if aji==1;
speed=ratio;//通常
else
if aji==2;
speed=sin(ratio*90);//早め
else
speed=tan(ratio*45);//遅め
end if;
end if;

blend(src1,src2,dest,speed);

//相当省略しているがこれでも動く。

--------------------------------------------

ここではajiという入力が新たに入力部分に追加された
ここで扱う入力の定義はそんなに多くはないので
右にあるリンクのジョーメラーのサイトで研究して
みるとわかってくると思う。

floatは変数となる名前の宣言。この場合はspeedが変数
そしてお決まりのifで始まる論理式である。
この場合は1が普通のオーバーラップ
2が最初は早めで後がすこしゆったりとなる時間経過
3はその逆である。

これはblendの中のratioの数値の変化を微積分を使う事で
オーバーラップに味をつけて見る試みだ。
デフォルトは1の通常に設定されているがpopupの選択で
効果の感じをコントロールすることが出来る記述を
してみた。ちなみにこの様な味つけ手法は取り説等に
載ることはありえない(笑)
編集作業を行っていくうちに欲しくなる多くの機能は
FXScriptを使えばイメージが拡大していくものではなく
編集の延長上でスクリプトの構想が出てくるものだと思う。

FXScriptの文法 3

FXScriptの記述を簡単に理解してもらうために
色々な素稿を書いてみたが自分の文章力がない
のを確認しただけで疲れてしまった(笑)
 
そこで見方を変えてもっと単純に考えてみよう
と思う。スクリプトの記述は大まかに言うと
codeという文字を境目にして上部は入力部分
下部は変数(代数)と効果という掴み方を
して欲しい。
------------------------------------------------
 
transition "TEST";
group "TEST";

input part1, "ただのオーバーラップ", label, ""

code

blend(src1, src2, dest, ratio);

------------------------------------------------
 
これをFXビルダーにコピペするとオーバーラップの
トランジッションタイプのプラグが出来上がる。
上部ではプラグのタイプの宣言とグループ名、
アテンドの”ただのオーバーラップ”が設定されている。

codeを境にして下部では5つの文字がある。この文字は
定番のように使うことが多いので憶えると得だ。
blend ← この場合はオーバーラップ・コマンドとして
使っているがフイルタープラグの場合は透明度として
使い事が多い重宝コマンドです。src1, src2, destは
src1はオーバーラップの最初の映像とsrc2は次に来る
映像destはオーバーラップした出力が出る。

ratioの位置は本来は0から1までの数字が入る。これは
透明度の設定数値だがratioはプラグを実際にシーケンス
上で設定するとき入力したトランジッション時間を1と
して認識する。するとレンダリングをかけたとき
プラグの始まりが0でプラグの終わりが1に変化する
ことで透明度が変化し出力がsrc1からsrc2になる。
トランジッションタイプではratioは欠かせない定数に
なっている。(続く)

FXScriptの文法 2

エドガー・アラン・ポーの小説に「黄金虫」というのがある。
海岸で拾った羊皮紙に海賊が隠した宝のありかが暗号として
記されており推理によって謎が少しずつ解かされていく話である。
そのなかで面白かったのは英単語のなかで'e'の使われる頻度が
最も高く記号の多寡を暗号解読の糸口としている方法論だった。
 
英語に限らず言語には少なからずこの様なクセがある。
FXScriptも式にかかわる演算子は他のコンピュータ言語と
かわることがなく代数や論理式の扱いも慣れれば記述の
仕方が多少違うかなと思うくらいで違和感は感じないだろう。
他の言語と異なる点は画像と時間に関するコマンドが
数多くあり論理式を利用する事で多彩な効果を設計できる
仕様となっている。それは入力パラメーターを使って
ドンピシャの効果が出てくるものもあれば時間軸をうまく
使って効果が時系列に沿って変化していくこともできる。
 
この機能をハンドリングする誘惑に引かれた人は(笑
まず言語に慣れるしかないだろうと思う。
一般的にアプリケーションの場合はソフトの持っている
機能を全部知らなくても時間の問題を別にすれば狙っている
仕上げに近づける事はできる。(FCPが最たる見本)
ところがアプリケーションを設計する場合は用意されている
コマンド(エンジン)の理解が低いと効率のよい設計が
不可能となるし狙っている効果の表現力も浅くなる。
 
といってもどんなものか実際に体験してもらうのが一番と
思う。そこで3回くらいにわけて簡単なスクリプトを
ここで記述して実験を試みようと考えている。
もし本格的に設計を志す方がいたら良い道具を使ってほしい
拙のオススメはJEditクラスのEditerが良いと思っている。
(続く)

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