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秘伝 MacでYouTubeアップのコツ(実はWinも(笑))2


このコラムは秘伝 MacでYouTubeアップのコツ(実はWinも(笑))の続きである。
http://audience.studio-web.net/diarypro/diary.cgi?no=346

さて前回はApple Intermediate Codecでなくても良いと吹いたが(笑)たまたまHDVのデーターがどこかに残っているはずなので探したら出て来た(単純にテープからアップするのがメンドかっただけだ。しかもHC-3で収録したもの)

こんどはHDVコーディックでQuickTimeを吐き出し変換をかけた。HDVの難しい所は原データーが1440*1080なので何もしないと1920*1440のFLVデーターが出来上がってしまう(並に痛い目に逢っているのだ(笑)) そこでレシオを入力ソースに固定しないで1920*1080と強制的にOn2 Flix Proで設定した。変換コーディックは1080P Hi-Definition(VP6-S FLV)である。出来上がったのが下の番地(デモ小画面は上)

札幌の風景の大型YouTube画面
http://www.youtube.com/watch?v=n5BHPJH6eJI&ftm=35

うまくHD画質に変換出来るかと危惧したが問題はないようである。拙は以前のコラムで家庭用カメラは静止フレームを好むと書いた。

家庭用カメラで手ブレ補正競争が熱くなる理由
http://audience.studio-web.net/diarypro/diary.cgi?no=343

実は静止映像はそのコーディックが、どの帯域を重視し、どの帯域を捨ててるか逆に推測しやすくなっている。今回久しぶりにHDVの動画を見たがAVCHDと同じように高い周波数はまずいようだ。メーカーからみれば値段を考えろ、値段を! といわれそうだが(笑

今回感じたのは、拙のようにWebで動画を見せることを指向している人種にとってはもはや最近売られている60〜70Kクラスのカメラで十分でないかという思いだ。むしろ問題は2つある。ひとつは2GDualの非力さと、ナレーションの問題だ。

CPUについては現在4コアのiMacで出て来ているので2年後に更新するならばムーアの法則に従い8コアの時代に突入しているだろうから現在の6倍は早くなる見当なのであせることはない(笑)その予兆として考えられるのは今回ITU-Tで規格もれした1080/60Pを中心とした3D用の家庭用のカメラだ。つまり8コアでは時代遅れなのだ。だから8コアは下にさがってくる(笑)

やはり問題はナレーションだろう。これを書きながら机の上に置いてある巡音ルカのパッケージを恨めしそうに見ている(笑

そろそろボーカロイドの挑戦をはじめるか、どうか、悩む。

秘伝 MacでYouTubeアップのコツ(実はWinも(笑))

グーグル傘下であるYouTube(ユーチューブ)は動画配信サイトとして世界最大手として君臨しているといっても過言ではないだろう。

残念なことに拙とは相性が悪く、いままで何回もアップしては画質等に納得いかず放置していた経緯がある。ところが色々な課題があり徐々に無視するわけにはいかない流れになって来た。時代なのだ(笑

今回は納得するまで張り付いて試行錯誤を行う事にした。カメラはAVCHD、編集のインフラはFCPというのが前提である。

結論を先に言うと信号の流れに逆らってはいけないと言う哲学的な答えで達観した(プロトコルを合わせろということだ)YouTubeの仕様としてアップサイズは 2 GB ということと作品時間の長さは 10 分以下であることが最初の縛りとして存在する。

なんだかんだで最終的に出来上がったのが以下である。

陶芸の里をめざして
http://www.youtube.com/watch?v=YlIA15HNRg4&fmt=35

水戸コミケと全国痛凧連合
http://www.youtube.com/watch?v=DLEWutzcnDc&fmt=35

板谷稲荷神社(常陸太田市東二町)← 結構いい(笑
http://www.youtube.com/watch?v=JJ8baPC1RP8&fmt=35

家庭用のカメラでこの程度はストリーミング再生して欲しかったのが長年の思いだったが、この2年間ことごとく挫折した。そこで考え方を変えてアプローチして出来上がったのが上記である。

以下はYouTubeのアナウンスである。

推奨: 動画の元の解像度 - HD では 1920x1080(1080 p)または1280x720
コーディクはH.264 または MPEG-2 を推奨
推奨コンテナはFLV、MPEG-2、MPEG-4
ビット レートはコーデックに大きく依存するため、推奨値や最小値はありません。動画は、ビット レートではなく、解像度、アスペクト比、フレーム レートで最適化してください。フレーム レートはリサンプリングは行わず、元の動画のフレーム レートを維持するようにしてください。プルダウンなど、フレーム レートをリサンプリングする手法は一切使用しないようにしてください。更に画のフレーム レートはできる限り元の動画と同じにします。現時点で最も高い品質で動画を再生するには、動画を HD の形式でアップロードすることをおすすめします。こうしておくと、YouTube に新しい形式が追加された場合も、それに合わせて動画をアップグレードできます。

などとある。なるほど上記の情報だけでもYouTube のサーバー仕様が見えてくる。昨年100億円でグーグルに買収されたOn2 Technologies社のOn2 VP6方式技術がHDで対応されつつあるなと拙は感じている(ほぼ憶測だが(笑))

H264圧縮フォーマットは現在の動画や動画配信技術の根幹をなすものである。AVCHDのカメラ、ブルーレイ、YouTubeなど裏にはH264が潜んでいる(笑)FCPはAVCHDの家庭用のカメラを取り込む時には自動的に謎のコーデックであるApple Intermediate Codecに変換される。これはWin上では走らない規格でコーディックも公開されていない。どのへんのものかは以前容量比較をしたので参考にして欲しい。

Macで簡単に作るブルーレイ2
http://audience.studio-web.net/diarypro/diary.cgi?no=297

実質的にはProRessと変わらない圧縮量だというのがわかる。そこで編集後にApple Intermediate CodecのままQuickTimeで吐き出した。取り込まれたコーディックそのままで吐き出したのである。陶芸の里をめざしてはこの段階で2.53Gの容量になっていた(3分11秒)そこでOn2 Technologies社のFLV変換ソフトOn2 Flix Proを立ち上げた。これにApple Intermediate CodecのQuickTimeが読めた時は、さすがに興奮した(笑)つまりこれをFLVにすれば元がH264であるのでYouTubeとの親和性が抜群であることが想像されたからだ。(実験はこのように原信号に逆らわずに行うよう心掛けた)

On2 Flix Pro
http://www.flix-j.com/flix/pro/index.html

On2 Flix Proの機能
http://www.flix-j.com/flix/compa/index.html

ここで力技を使った。On2 Flix Proの変換メニューから1080P Hi-Definition(VP6-S FLV)を選び変換をかけた。93.3Mになっている。これをYouTube にあげたのが上記の大型映像だ。動画を HD の形式でアップロードしたわけだ。

アップ後の動画をモニターするとDVの腐ったような画質になり落ち込んだが(笑)変換処理中とアナウンスが出ており数十分で現在の映像まで収斂したという感じを受けた。動画がアップグレードされたわけである(On2 VP6方式と思いたい(笑))

On2 Flix ProはWinの規格もデリバリーされている。Win上の編集でもコーディクを合わせて吐き出せば同じような結果が期待出来ると思う。コーディックは上記のHPで確認して欲しい。ただしカメラはH264系のAVCHDがお薦めと言うことになるが...

2pass変換なので時間がかかった、まぁ寝る前にセットして寝たが4〜5時間はFLV変換に時間がかかったと思う。反面YouTubeに上げる時間は短い。拙の作業環境は以下で
http://audience.studio-web.net/diarypro/diary.cgi?no=345

願わくば映像ブログ等で頑張っている方に このコラムが参考になって欲しい。ただし例によって実験は自己責任で行っており効果を保証するものではないが(笑)今回見えて来たのは上記の過程でも10分物で300M程度の容量でクリアー出来るという事だ。さらにサーバー内で動画質改善のアップロードが作動している事を確認できた。

とどのつまり、このアプローチでは2Gの容量はオーバースペックと言う事になる。多分、作品時間10分が30分になるのも上記のアップ条件なら可能だろう。

まぁネットで5分以上の物を作ってどうするのという思いはあるが(爆
ちなみに今のグーグルの考え方ではOn2 Flix Proはタダになる可能性がある。と拙は読んでいるのだが どうなることやらw

大型画面になる事で不利もある。安い中国製のワイドレンズは周辺のディストーション(歪み)がキツくなって使えないとか、マメに関係者以外の顔をマスク(ぼかし)しなければならないとかである(マスクは全面的にMask onMosaic2に頼っている)ただ大型画面は迫力はやはりある。悩みどころなのだ(笑

ただし、ここまでいければ貼付けコードを使うサイトの構想が色々浮かぶ、動画サーバーとしてYouTubeを利用すると言う柔軟性が生きてくる訳だ。この画質だったらこれは美味しい、美味しすぎると思うのは拙だけか(爆

56Kの接続スピード時代から動画配信の実験をやって来た拙にとっては 現在はあたりまえというには程遠い。そうまるで魔法のような時代に感じる時がある。

秘伝 MacでYouTubeアップのコツ(実はWinも(笑))2←HDVに挑戦
http://audience.studio-web.net/diarypro/diary.cgi?no=347

インターネットと社会指標 1(エンカルタの興亡)

BSのドキュメンタリーでは北米での新聞社やテレビ局のクローズ・ダウン(閉業)の過程を扱った作品が増えて来たように思える。共通した閉業の原因はインターネットの影響が大きいと言うものである。

革命的な社会変動をもたらすといわれたインターネットが、ここにきてリアルな変動要因とされている現象を考察してみたい。

よく引き合いに出されるのが百科事典業界だ。インターネットが急激に普及する直前の1990年初頭の北米に於ける百科事典業界の全体的な売り上げは12億ドル(1000億円以上)で業界筆頭はブリタニカの6億5千万ドルであった。業界二位のワールド・ブックとほぼ寡占状態であったと聞く。

この寡占状態に陰りを与えたのがマイクロソフト社で1993年にエンカルタという99ドルのCD百科事典を発売した(アポロやケネディ、キング牧師の演説等の動画データーが珍しく拙も購入した事がある)まったくマイナーな百科事典会社のデーターを移しただけだったが1996年にブリタニカの売り上げは最盛期の半分である3億2500万ドルに落ち込み、売り上げの源泉であった強力な戸別販売部隊を解雇せざる得なかった。僅か5年程度で凋落したわけである。

1997年には百科事典業界全体の売り上げは6億ドル以下に落ち込みマイクロソフト社は1億ドルの売り上げを達成していた。この時点での売り上げ推移の経緯は、俗に産業界ではイノベーション・キックといわれる現象で格段に珍しい話ではない。清涼飲料の容器がガラスからペット・ボトルに変わるような話なのだ。(イノベーションによって業界全体の売り上げがマイクロソフト社によって非対称にされてしまったのである)

ところが昨年2009年にマイクロソフト社はエンカルタの販売を打ち切った。インタ−ネット百科事典Wikipediaの登場である。もはや百科事典が産業的な角度から売り上げを期待することができない環境となっている。象徴的なのはWikipediaのサービスの対価がタダ(笑)になっていたことである。これは売り上げ以前の環境であり対称、非対称と語れる次元ではない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/

このことは何を示唆するのだろうか
百科事典業界を取り上げたのは非常にわかりやすい時系列的な経緯を辿っていたからだ。それはインターネット登場以前と以後の歴史である。インターネット登場以前はパッケージ販売で大きな売り上げを上げていた業界が過渡期のパソコン普及によりCDという新しい媒体に打撃を受け、ネット化によって更に規模の縮小をせまられ従来的な手法では未来を計算する事ができなくなってしまったのである。

現在、拙は日に何回もWikipediaを利用している。このことは逆に考えると百科事典の利用者は有料時代よりも幾何級的に増えていることが想像される。サービスがフリーだからだ(笑)インターネット上の主要なサービスはフリーが当たり前になっているが、このサービスが社会的にどれだけ有益であるのかは経済指標にはあらわれない。しいていえば接続世帯の爆発的な普及率が数字となって現れるだけだ。

Wikipediaはボランティアの書き込みをベースとしており慢性的な財政不安を抱えている。拙ですらこのサイトのビジネスモデルはどうなっているかと疑問に思える程だから深刻なのかもしれない。

しかし同じフリーのサービスを売りにしているグーグルのビジネスモデルは成功しており、考え方の違いはどこから出て来るのだろうと思った事がある(これは次回にでも考察してみよう)

Wikipediaはボランティア・ベースで記事が書かれている事は誰でも知っている。そのため記事の信憑性は権威の確立しているブリタニカとは異なっている。その点でビジネスモデルを確立したブリタニカのフリーのサービスが始まれば百科事典業界は大きく変貌する可能性がある。

が、アクションの兆候がみられない現状では将来的にブリタニカはグーグルに買収される可能性が高いと拙は思っている。フリーサービスの貪欲性を追求するグーグルの手法はいずれ権威を求める方向に転換するのは時間の問題と考えるからだ。

(つづく)

Google chrome

すでにWinなどでデリバリーされていたグーグルが開発したChromeのMac版のデリバリーが開始されている。

http://www.google.com/chrome/

売りは高速とアドレスバーに検索文字を入れればGoogleの検索エンジンのリストに移動するのがメインだ。

ともかくあきれるほど早い。どんなレンダリング・エンジンを積んでいるのか興味があるが従来型では考えられないほど早い。

拙は作業用にはFireFox、閲覧用にはSafariを使用しているがSafariはお役御免かなとマジで思ってしまう。

欠点は閲覧行動のドキュメントが筒抜けになる可能性がある点だが別に悪い事をしているではなし(笑)しばらく使い込んでみようかと思っている。

常陸太田市の「食」「農」「交流」シンポジウム



2月14日に上記の題名でシンポジウムが開かれるというので興味津々で拝聴させてもらった。といってもお目当ては第二部のパネルディスカッションに出席する東京都中野区の産業振興担当者の発言を聞きたかったことだ。(理由は後述する)

常陸太田市は地産地消のスローガンで地元産物の販売育成を昨年度より政策として力を入れている。その延長線上で始まった朝市も15日で6回目を数える。狙いは地域特産物のブランド化、販路拡大、新商品の開発等が主眼で総務省が選んだ全国11ヵ所の地域力創造アドバイザー事業の中では順調な進展をしていると聞いた。関係者の努力の賜物であろう。

協議会長である副市長は運動の主軸を「農本主義」で行くという常陸太田市の方針を述べたが、それはそうだろうと拙は思った。この地域では農産物が一番得意な分野だからだ。ところがパネリストの意見を聞くと兼業農家の離農率や専業農家の高年齢化が深刻な問題としてあることがわかった。

これは市にとっても頭が痛いだろうと察せられた。それは現在行っている事業を成功させ後継者や新たに農業を起業する人を引き寄せる事業形態にしていかなければ運動が絵に描いた餅になるかもしれないからだ。大分の例でも明らかのように成果がでるまで5〜10年近くの時間がかかっている。農業従事者の平均年齢を考えると時間との競争となっている。官と民が一体になって頑張ってもらいたいと願うばかりだ。(日本国中が似たような状況だと想像出来る)

さて中野区だ。これがセンスがいいのだ(笑)。中野区からの視点から見ると常陸太田市との協力体制は拙の独断的な解釈を許していただくと
・行政として区民の食の安全を守るということと
・区として世界的な潮流であるエコにコミットして行くこと
の2つの思想に尽きるだろう。食についてのパートナー・シップは今後の運動に委ねることになると思うが拙が昨年12月に転入して驚いたのはエコについて常陸太田市と中野区の共同の取り組みにおける驚くべき炯眼であった。

風力発電への取り組みである。中野区は常陸太田の里見地区に風力発電を設置し売電により区の主要施設のエネルギーを賄おうとしている。拙が驚いたのはこのような先進的な行政の思想もさることながら常陸太田市里美の恵まれた立地条件だ。

北関東の中では理想的な風が吹いているのである(笑)。どのように驚いたかと言うと、ここには文明を維持するエネルギーが湧いているのだ。わかるだろうか!つまり常陸太田市には投資の償却が可能な無限のエネルギーがあり更にエコの象徴である二酸化炭素の排出権のオプションが風力発電で可能となるのだ。(炭田、油田、ガス田だから風田だ(笑)

開発されれば税金が安くなると思うのは匹夫の浅ましさか(爆

このテキストが願わくば関係者の眼に留まることを期待したい(笑)。もしかして近い将来、常陸太田市民は中野区民に大きく感謝するシーンがくるかもしれない。シンポジウムの発言を聞いた限りでは中野区にはエコという思想が行政の中心哲学として根付いているようだ。このような意識は今後あたりまえになってくるだろうし数年もしないうちに二酸化炭素排出権の問題で日本中の企業が常陸太田に調査に訪れる姿が見える。企業にとってはシャレではないのだ。投資コストがトントンで排出権の容量が確保出来るのならばビシバシ投資してくるだろう(笑)

しかもエコに積極的に参加していると言う社会的な認知度も狙える。今後の企業が狙っていくイメージ戦略にとっては悪くない話なのだ。企画を大手代理店に持って行っても十分に提案出来る内容と思いたい(また吹いてしまった(笑))

話は変わるがカメラのSD100にもだいぶ慣れてきた。これだけ撮像素子が小さいと手持ちはスタビライザーを使わないと厳しいというのが結論だ(上記の画面は使ってない)またSDHCカードをダイレクトで見るために節を曲げてビエラの20インチを購入しようと思っている。液晶だしダイレクト再生だから楽だというのが理由だが結果的にブルーレイも松下となりそうである。連動するからだ。

半分冗談で使ってみたAVCHDだったがFCPの取り込みもSDHCがUSBのドックから取り込めるため使い勝手がグーンと良くなったのもある。またFLVやDVDを作るときの環境が抜群となるため一人で何でもやらなければいけない切なさ(笑)を考慮するとノーチョイスに近くなっている。

松下もシステム的な商品開発がうまくなっていると言うことだろう。

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