家庭用のビデオ・カメラの規格でAVCHD方式という奇妙な規格がある。
http://www.avchd-info.org/
http://ja.wikipedia.org/wiki/AVCHD
奇妙というのは国際標準規格でもないのに我が国の家庭用ビデオ・カメラのデファクトになりつつあるからだ。(SONYと松下が作った規格だからだろうか?)元々AVCHDはHDやDVD記録で使われていたので編集の利便性を考え合わせると気にもしていなかったが、SDメモリーカードが使われ、更に画角もフル・ハイビジョンサイズのSD100という機種がありAVCHD規格ながら衝動買いをしてしまった。(実勢で75Kから販売されている)どうやらこのカメラは従来と比較して一世代進んでいるような趣きがある(騙されてるかもしれないが(笑))先行発売されたSD9と次元が違うのだ。
http://panasonic.jp/dvc/sd100/
ハイビジョン動画記録フォーマットのH.264/MPEG-4 AVC方式は可逆圧縮でMPEG-2の約2倍の圧縮効率という話がある。つまり同じサイズ(1440×1080)のHDV(25Mbps)と比較してもビットレートは12Mbpsで同等とされていた。ならばフル・ハイビジョンサイズだったら画角は1.33倍増えるのでビットレートは16Mbps程度でカバーできる事になる(HDVの様にビットレートは固定ではない)調べると最大ビットレートは平均17Mbpsとあり規格がガチガチのHDV1080/60i(1440×1080)と比較して1920×1080のフル・ハイビジョンサイズだから1440の横拡大補完型のHDVより高細密かもしれないという都合の良い解釈が膨らむわけだ(爆
高細密の可能性については以前から予言されていた事であり実験が楽しみだ。そうでなくてもHDVくらいまでの画質はいけるだろうと踏んでいた。(SD9をHDMIで接続したら恐ろしいほど鮮明な映像が出てきたからだ)しかも色再現領域が異なるためxvYcc対応のモニターであれば色に関しては現行の放送より豊かな色の再現をする予定だ(笑)sRGBに近似したHDVやYUVの再現領域とは根本的に違うのである。ここまではHDVと比較した方式の違いである。
SD100が先進性と誇示しているのは3MOSの撮影方式と次世代と銘打っている手ぶれ補正、そしておまかせiA機能だ。
一般に3撮影素子で使うダイクロイックプリズムは光の透過性がよく色分離にすぐれ強い光が得られる。でも従来的な常識では小型化が難しいのだ。光の軸をあわせるなんざ超精密機器の分野に属する。また3MOSは2005年に松下が開発したvMaicovicon(R)技術を投入している。見たい見てみたいのだ。
また手ぶれ補正がカタログ・スペック並の効果があるとしたらスタビを使ったらもっと効果がある話になる。そんなにうまい話があるのだろうか(笑)試してみたい。
更に「おまかせiA機能」が一番興味がそそられた。というのも業務用や家庭用のオーバースペックといえるような様々な撮影用の調整機能を現場で使いこなしている人は居るのだろうか?もし居たとしたらその人は「神」だ(爆
・最大15人までの顔を検出して露出、ピント、美肌補正をかける
・晴天下のシーンで手前と背景のコントラスト補正
・結婚式場の様な点光源であるスポットライト補正
・弱い光での補正
・従来比で200%のダイナミックレンジを生かした逆光補正
これらの機能がプリセットで選択できる。拙の悩みは狙いでもないのに天候や様々な撮影条件の都合で各シーンのトーンがバタバタになることだ。そのため家庭用は実に難しいとホゾを噛んでいた。(プロ用と比較したダイナミックレンジの差はいかんともしがたいのだ)
それがプリセット・ポンでうまくいくという夢のような話だ。ダメ元でも騙されたい(笑
面白いと思ったのが設定によって光学12倍ズームから連続して120倍までの電子レンズ・ズーム機能というアホンダラな機能まである(35mm換算で約5000ミリ(んなアホな))しかしちょっとは楽しめそうだ(笑)またDVDの簡易製作がメチャクチャ楽なのも考慮に入っていた。
まぁ、そんなに色々うまく行くわけがないが(爆
しばらく楽しめそうだ。
(つづく)




