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西山公園の梅が満開


   

隣の家の庭にある梅の木の花が見事に咲いて来たので3月5日に西山の里 桃源に行った。自宅から車で4~5分もすれば行けるのでカメラを持ってよく出かけている。

今回持ち出したカメラはpanasonicのGH2(2010年秋口発売)と概算28mm-300mmのLeicaの便利ズーム(2009年発売)、概算100mmのマクロ付きの単レンズで、これなどはオリンパスが2003年に発売した物だ。特にカメラに関しては日進月歩のデジタルカメラの世界では現状では見向きもされない機種だった(カメラはGH5が今月発売される)

ところが北米のユーザーが中心となってファームウェアーの解析が行われ収録規格のAVCHDの記録特性を上げ始めた。現在搭載している’Moon T8'というバージョンは150Mbp/秒以上の記録特性がある。元規格のAVCHDは30P設定で24Mbp/秒だったと記憶しているがその6倍だ。上がった絵を見ていただければ古くなっても手放せない思いを察していただけると思う。

規格的にはあり得ない衝撃のバージョンに進化したファームウェアーの入れ替えで記録周波数をここまで上げる事が出来る機種は世界でGH2だけだったため知る人ぞ知るという趣で日本では細々と命運をつないでいる。

筆者が一眼レフを意識し実際に撮影に使い始めたのが2012年からだった。それから少しづつ撮影法を変化させている。操作上でのビデオと眼レフの大きな違いは被写体深度のハンドリングが眼レフでは容易で、一方、ビデオカメラの利点は電動ズームのハンドリングが容易というのに尽きるだろう。

画角に合わせて被写体深度を変えるのを憶えてしまえば容易にズームを使えなくなってしまう。ズームというのはカメラマンの意思が能動的な嫌らしさで表現されてしまう。つまり狙いが簡単にバレてしまうのだ。それが眼レフだと微妙に背景をボカす事で対象物を強調出来るため使いやすい。

また今回はGH2のHDが24Pだけの対応のため別なアプローチもしてみた。筆者的には長い間謎だったピクチャースタイルCimemaの使用だ。1秒間が24P(24コマ)を使っている分野は映画やCMが多い。起用されるカメラマンが映画畑というのも初期には理由としてあったがCM制作会社のカメラマンも24コマで撮影している時代が長く続いている。

Panasonicにかぎって言えば2010年前後から業務用、放送用のビデオカメラや一眼レフにもピクチャースタイルCimemaが導入されてきた。ありていにいうと白飛びのする輝度の直前までに絞りを抑えて階調を整えましょうと言う手法でCimemaにすると発色を含めた全体トーンをフイルムに近いものにしますよというものだ。

大いなる疑問は元々ダイナミックレンジに乏しい撮像素子に、このようなテレキシネ撮影法の真逆のような手法をこうじても、きしっとした階調がとれるのかという根源的な問いが残った。

案の定、過去何回もアプローチしてうまく行ったためしがなかった(笑)特に雨や曇りの日にはどうにもならなく、これはマスターモニターと照明部がいる環境でなければどうにもならないなと達感するのに時間はかからなかった。今回アプローチしたのは春の光が優しかったのがあり、ひょっとしたらバランスがとれるかなと期待したからに他ならない。

撮影は全体のバランスを考えながら一部飽和している場所も目をつぶって行ったが上がりのトーンを見てこれはビデオだという人は少ないだろう。あえて動いている部分を使用しているが、これを使わないと写真に見えてしまうからだ。ちなみに今回はピントもマニュアルで決め込んだ。春の優しい光の中で対象を見ながら撮影条件を作っていく姿はオタクの極地としか人には見えなかったと思うが、まぁ楽しかったので良しとしよう。

これがPanaの狙っているCimemaかどうかはわからないがちょっとだけ近づいたと思いたい。




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