
2016年秋に開催された茨城県北芸術祭 2016から松平町休耕地付近で井上信太氏が発表したアート作品をお届けする。
芸術祭以前から撮影の依頼が入っており、そのグッチスーパーコピーまま五浦の五浦美術館の開催式から日立市のオープニングパーティまでカバーする流れとなった。それから約2ヶ月間のあいだに撮影に何回か出たが、さすがに全部を見きる事はできなかった。
現代アートの最大の面白さは作品を形成するプロセスや出来上がったものが、ほとんど自分の発想の外にあるというもので、作家のパラダイムから自分は著しく疎外されているのではないかと錯覚を起こすまである。
いみじくも開催式で橋本知事が”セリーヌスーパーコピーこれが芸術かというと私どもは非常に悩む所でありまして”というところで出席者は笑いを禁じ得ず、筆者も吹いた。実存世界の人間が抽象芸術をみると、ぱっと見では理解ができなくて焦るというのも楽しいと筆者は割り切っている。
今回お届けする井上信太氏(筆者はお目にかかった事はないが)の作品は、たまたまビデオ研究会の活動で本市の作品群を撮りに行こうという話が持ち上がった。スケジュールがタイトだったのでで4Kで撮影する事にしていた。それは正解で現場に着いてから次に移動するまで9カットしか撮影出来なかった。
この動画は4K領域からトリミングをして2K(普通のハイビジョン)に仕上げている。中で使用しているズームや横パン、カットの寄りは編集用の自作プラグインでトリミングを行い動かしている。プロセスはかなり複雑なので割愛するが、ありていに言うと冷や汗物の撮影量だった。なんとか1分以上を作ったが、こんなこともある。
抜群の眺望と空間を生かした作品には舌をまいた。しかし筆者は不遜にも、ここに電気を引き込んで浄化槽を設置し井戸を掘ってログハウスを作ったらエエだろうなどと考えていた。凡夫のあさましさである(笑)