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山方城【常陸大宮市山方字館】


   

12月の末に友人Sが突然あらわれ下半期は疲れる事が多かったので大宮の温泉に行こうという話になった。場所は「ささの湯」だった(渓谷沿いのこの温泉は人に教えたくないほどアルカリ系のいいお湯だった)そこで筆者は行く途中の山方城に寄っていいかと頼み込んで撮影したのがアップした動画である。

その遺構は確認されただけでも尋常な広さではなく佐竹氏の支城群の中でも大きい方に属すのではないだろうか。元々武士の築城法には特徴があり川を望む台地上にあり険しい山や切り立った崖、急な斜面を利用するものが多い。筆者も川西市の多田、羽曳野市の壷井などの清和源氏の本拠を訪れた時は、あまりにも常陸太田市の太田城と城の立地条件が似ているのに感慨を深くした思いがあった。城による防御法は一定の法則があるようだ。

山方城も似たような立地条件で戦国期の山城の雰囲気を良く伝えているのだろう。久慈川の流れの3方向に面し当時としては要害にして戦略的な重要な地点と言うことになる。佐竹11代義盛は、関東管領家から婿養子を迎えた。その後見役として付き添った山方氏がこの城に入ったのが記録に残るこの城の最初の記述となる。このあたりの事情はその後の山入氏の反乱等ややこしい話が多いのでいつか紙面をわけて説明する予定だ。

前回のアップの三才町夏祭りが雨にたたられたために防塵防滴機能がある標準ズームを手に入れ山方城でテスト撮影を行った。結論を言うと空気感や解像感(解像度が良いとは言っていない(笑))は筆者の予想を上回るもので非常に気に入った。筆者は撮影の時はもっぱら30p設定を最近行っている。簡単にいうと1秒間に30枚の静止画がパラパラ連続して流れていく設定だ。

ではビデオカメラと一眼レフカメラの30pはどう違うのかという話になる。それは端的に言うと色の再現特性が根本的に異なると言う事だろう。その違いのもっとも判り易い比喩はテレビと写真の色は違うという根源的な違いだ。はっきり言うとテレビは輝度の比較的高い所で発色(量)が最大限になるように設計されておりフィルムはテレビと較べて輝度の低い所で色の量が多い。

フイルム系カメラメーカーのデジカメはこのフイルムの遺伝子を引きずって今日までいたっている。ありていにいうとフイルム系カメラメーカーの動画特性は30pの30枚の写真が動いているといっても過言ではない。筆者がこの1〜2年一眼レフにハマっているのもこの文脈に他ならない。まぁ色の道は深く(笑)受け取る情感も人それぞれ違うので定型化は難しいが筆者的にはしばらくこの路線で撮影を続けるつもりだ。




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