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常陸太田ビデオ研究会撮影会


   

6月17日(昨日)所属している常陸太田ビデオ研究会の例会があり午前中は辰口(常陸大宮市)で撮影を行い、午後から学習センターに戻り実践に即した編集を行うという事で久しぶりに例会に出かけた。


9時半には現場に着き11時に集合ということで散って行った。この場所は知る人ぞ知るという場所で駐車場の隣に”しんすい庵”という蕎麦屋さんがあり価格が安く、量があり、美味いという評判が高い。夏蕎麦は猫も見向きをしないという時期にはありがたい場所なのだ。

その反面、撮影場所としてはまるでお手上げというか、構成が全く難しい場所で、江戸時代に一大水源地に開発されたスケールさえどのようにアプローチしてよいか考えが及ばない場所となっている。煙草をふかしていたら同じ悩みか、最近某町会(笑)の町会長になった友人が来て、何とはなしに高齢化問題の話になった。

このまま年をとったらどうなるんだろうね(互いもう相当年をとってるのだが(笑))などという話に花が咲いたが国や地方の財政が厳しくなるのはお互い十分に理解していた。しようもない話をした後、撮影に入った。9人いる会員には1人10カットまでと制限が入っていた。

つまり戻ってから持ち寄って編集をしようという試みだった。そうゆう狙いなのでみんな構成だった撮影をしていない。となると美味しい所は狙い所が似てくる(サイズまで(笑))結果、編集にも変調をきたした。

そのしょうもない筆者の10カットで編集したのがこれ(笑)いかに音楽に助けられているか。まぁ天ぷら蕎麦を食べられたので良しとしよう(エビが入っていなかったけど(笑))

ネモフィラの咲く頃、貴方と・・


   

話は前後するが4月19日にひたちなか市にある海浜公園を訪れた。

正確には国営ひたち海浜公園と言うそうだ。花火大会で訪れたことがあったが、春先のネモフィラの群生が見事に咲き誇り。そちらのほうでも有名な場所である(筆者は初めてだった)結構な広い場所で三脚を担いで群生地(といっても人工群生だろう)の見晴らしの丘まではちょっと歩かされた。

北米が原産のネモフィラは咲いても直径2cm前後の小さな花で、これが群生すると紫から青といった面に変貌し丘に作られた散策道は人で溢れそうになっていた。公園内では、開花時期が終わりそうになるスイレンや真っ盛りのチューリップの場所もあり動画に弱冠挿入してある。

初めてという興味もあったが撮影の方も高周波記録(最大200Mbps)とLEICAのレンズを手に入れた事で次の課題であった被写体深度のコントロール実験(ボケ足をマニュアルで設定)を行ってみたかったのであった。このあたりから技術的な話となるので飛ばしてもらって構わない。

一眼レフカメラで動画を収録する場合、テレビの垂直周波数の兼ね合いからシャッタースピードは50~60がデフォとなっている(まれに踊り等でキビキビ感を出す時は200前後を設定する事もあるし、仏像等、対象が動かないものであれば周りの光源の環境でシャッタースピードを下げることもある)収録コーディックは【FHD200Mbps】のMOVでネット配信を発表の場としている筆者は30pを好む。今のところカメラのGH4は唯一無二の高周波記録を誇りNinja並みの記録特性がある(これで家庭用の価格なのだから驚く、また100Mbpsながら4Kの記録も出来る)

50~60のシャッタースピードで固定出来たならISOをノイズが出ない最高値に固定する。そして狙い被写体深度を設定するためF(絞り)を設定する。この段階で光量がオーバーしていて大変な映像になっているはずだ。そこで可変NDフィルターを使いF値に見合う光量調整を行う。マニュアル動作が基本となるが、この状態でもAF(オートフォーカス)は機能する。

考え込んでいくと、このようなスタイルに帰結するのでノウハウでも何でもないので公開するが、これが眼レフにNDが必要という理由である。固定のNDを使いISOとF値を、ちまちま設定しても出来ない技ではないが筆者の場合は、めんどくさくて萎えた(笑

注意点は国産のNDフィルターでなければ透過むらが気になる点だが、(中国製は当然のように透過むらがでる)Kenkoはバカ高く、もう一社は国内で販売しておらず、そのMarumiのフィルターを米国の販売サイトから引いた。Kenkoの半値以下だったがそれでも20Kちょぼはした。それでもボケ足制御の誘惑には耐えられず、人間の煩悩は人類の課題と思ったしだいだ(笑

レンズの性能を引き出すための納得の撮影は出来るようになったが、もっとスピード感のあるイベント撮影は深度の深いFを使わざる得ない。写真ではなく動画なのでそれもいたしかたないのである。

沢又三太巨人伝説と三太の湯


   

進撃の三太という題名にしようかと思ったが、ちょっと気が引けた(笑)今回はサブカメラのGH2を久しく触っていないのでレンズテストをかねて三太の湯に訪れた。

2010年に発売されたPanasonicのミラーレスカメラGH2はシネマ24pなど映画画質に近づける機能が搭載され、短編やドキュメント畑の関係者から注目を浴びた。ただ基本性能の記録周波数はメーカーの最終ファームウェアー上でも22MbpsのAVCHD規格に縛られており、いずれ時代の流れに埋没していく予定調和された機種だったことは間違いない(そのため中古価格は現在2万円を切っている)

ところがそこに異変が起きた。北米のユーザーが中心となりファームウェアーが解析され記録周波数を独自に上げる競争が始まったのである。その動きは2014年の後半まで続き、安定して動く数種類のファームウェアーで終結している。概ね記録周波数が150Mbpsまで嵩上げされ元の規格の7倍まで拡張したものだった。本来ならそこで素晴らしき世界が堪能できるはずだったのだがPanasonicが新製品をぶつけてきた。

4K 100Mbps、2K(通常のハイビジョン)FHD200Mbpsの性能がデフォルトで搭載されたGH4が発売されたのである。動画に携わっている関係者は震撼した(4Kの時代が幕を開けたのだ)ハッキングされたファームウェアーの影響でGH3が売れなくて頭に来たのかもしれない(笑)GH4は時代を分けると言っていい程の性能だった(将来的にはスポーツやニュース用の静止画カメラもこの系統に塗り変わる機能も搭載されていた←時間の問題だ)

初物買いを辛抱して半年後に購入したGH4を使いこなすには長い時間がかかった。ポテンシャルがありすぎたのだ。ようやくGH2に目を向ける事ができた。それもGH4とオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIの擦り合わせがあまりにも良かったので高周波数記録に対応出来るGH2で見てみようとの思いからだ。結果的には並だったが(笑

筆者的な仮説を述べると一眼レフ動画の場合、いいカメラといいレンズの組み合わせの前提に高周波数記録ができなければスカだ。今のセンサー技術ではその考え方を落としては考えられない。その意味では150Mbps以上が期待出来るGH4,GH2の2択しかなく、それ以外は100Mbps以下の何とも言えない仕様となっている。

もっともHDMIの外部記録装置としてAtomos Ninjaなどの存在が光るが、筆者くらいの年齢となると重い(笑)今年はNinjaを使い4Kと2Kの同時収録を行い1カメで2画角編集する実験を行うつもりだがどれだけ重量を落とせるか気も思い(笑

三太の湯は常陸大宮市諸沢にある旧山方町で企画された温泉施設で合併後は常陸大宮市が所管する常陸大宮市温泉事業株式会社が経営している。3つほどの温泉があり、ささの湯、三太の湯、ごぜんやま温泉と聞けば隣町なので知っている人も多いだろう。3つともかなり大規模な施設だ。

このセクターが画期的なのは3温泉とも障がい者の入場料が100円というサービスを打ち出しており、これに後期高齢者を含めたこの手のサービスは地方行政に於いては、住んでいて良かったの文脈でこれから日本のトレンドになっていくのだろうと筆者は感じている。

共通した域内高齢化の問題を抱え、一定の障がい者人口を持つ同規模の隣町で、このようなサービスが行われ自分の町ではできない事を理論武装できる職員や首長、政治家はいないだろう。

栄町に住んでいる筆者はもっぱら赤土を通り、金砂の湯から常陸大宮市に入りすぐ右折する山道で三太の湯に行くのを好む(一番近い道かもしれない)尾根を削って道を広げたような道路はスリルがあるが速度を落としながら向かうと100以上も沢があると言われている諸沢地区の風情を楽しむ事ができる。このあたりは人家が少なく昔の人が里に出るのにどのくらい苦労したか伺われる。

諸沢は常陸太田にも縁が深く金砂祭礼には花行列で登場する。このことから三太も出雲系の神様に近いと考えてしまったが南から来たというのはどこの場所を意味するのか謎だ。

三太と沢又の開墾(さんたとさわまたのかいこん)
http://www.city.hitachiomiya.ibaraki.jp/~kankokyokai/spot_guide/05manabu/shiseki/shiseki40/index.html

山方城【常陸大宮市山方字館】


   

12月の末に友人Sが突然あらわれ下半期は疲れる事が多かったので大宮の温泉に行こうという話になった。場所は「ささの湯」だった(渓谷沿いのこの温泉は人に教えたくないほどアルカリ系のいいお湯だった)そこで筆者は行く途中の山方城に寄っていいかと頼み込んで撮影したのがアップした動画である。

その遺構は確認されただけでも尋常な広さではなく佐竹氏の支城群の中でも大きい方に属すのではないだろうか。元々武士の築城法には特徴があり川を望む台地上にあり険しい山や切り立った崖、急な斜面を利用するものが多い。筆者も川西市の多田、羽曳野市の壷井などの清和源氏の本拠を訪れた時は、あまりにも常陸太田市の太田城と城の立地条件が似ているのに感慨を深くした思いがあった。城による防御法は一定の法則があるようだ。

山方城も似たような立地条件で戦国期の山城の雰囲気を良く伝えているのだろう。久慈川の流れの3方向に面し当時としては要害にして戦略的な重要な地点と言うことになる。佐竹11代義盛は、関東管領家から婿養子を迎えた。その後見役として付き添った山方氏がこの城に入ったのが記録に残るこの城の最初の記述となる。このあたりの事情はその後の山入氏の反乱等ややこしい話が多いのでいつか紙面をわけて説明する予定だ。

前回のアップの三才町夏祭りが雨にたたられたために防塵防滴機能がある標準ズームを手に入れ山方城でテスト撮影を行った。結論を言うと空気感や解像感(解像度が良いとは言っていない(笑))は筆者の予想を上回るもので非常に気に入った。筆者は撮影の時はもっぱら30p設定を最近行っている。簡単にいうと1秒間に30枚の静止画がパラパラ連続して流れていく設定だ。

ではビデオカメラと一眼レフカメラの30pはどう違うのかという話になる。それは端的に言うと色の再現特性が根本的に異なると言う事だろう。その違いのもっとも判り易い比喩はテレビと写真の色は違うという根源的な違いだ。はっきり言うとテレビは輝度の比較的高い所で発色(量)が最大限になるように設計されておりフィルムはテレビと較べて輝度の低い所で色の量が多い。

フイルム系カメラメーカーのデジカメはこのフイルムの遺伝子を引きずって今日までいたっている。ありていにいうとフイルム系カメラメーカーの動画特性は30pの30枚の写真が動いているといっても過言ではない。筆者がこの1〜2年一眼レフにハマっているのもこの文脈に他ならない。まぁ色の道は深く(笑)受け取る情感も人それぞれ違うので定型化は難しいが筆者的にはしばらくこの路線で撮影を続けるつもりだ。

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