
茨城県の北部には、お盆の期間中に迎盆としてお墓にメハジキ(めはじき)を掲げる習慣がある。カメラは徳川光圀の生母、お万の方が眠る常陸太田市新宿町にある久昌寺を訪ねた。
久昌寺は義父も眠っており、昨年のお盆に初めて訪れた時に何やら雰囲気がいつもと違った。そう「目はじき」が掲げられていたのだ。家人に聞くと迎え盆の時の灯台のようなものだと言う。そこで絶句してしまったのは初めて見る光景だったからだ。
その後、検索を中心として調べてみたが納得のいく資料を発見する事ができなかった。どうやら茨城県北部にある特異な風習であったらしい。家人に言わせると、当たり前なことに何を驚くのかと言う感じだったが新鮮に驚いてしまったのだ(笑
目はじきは、たくさん買い込んで自家の拝礼が済んだら、親戚などの縁者や知人の墓に持ち込んだ目はじきを掲げる習いのようである。中には会社印が押された目はじきを見ることができた。実にユニークな風習なのだ。
お盆中に水戸に行く機会があり、筆者は旧道を通って行く事が多いが那珂市にあるお寺さんの墓地にも「目はじき」の風習が残っていた(常陸太田寄りだったが)佐竹時代か徳川時代か、風習の起源が気になっている。
過去ログでは「金持地蔵尊」でも「目はじき」を紹介している。こちらは地蔵盆の紹介である。
■■■ コラム掲載予定表 ■■■
法然寺(肴町のお化け) 常陸太田都市伝説
茄子栽培の優良農家を訪ねた
近所の会沢精米所を訪ねてみた
伊勢又製粉を訪ねてみた
そば革命 伊勢又流「そばがき」調理法
指定文化財集中曝涼「来迎院」
指定文化財集中曝涼「青蓮寺」
指定文化財集中曝涼「西光寺」
指定文化財集中曝涼「阿弥陀堂」
若宮八幡宮 和田宮司の夜祭(よまち)講義と国宝級宝剣の公開
農の未来を語る会(大野和興さん講演会)
(コラムの掲載順は変動があります。また朝市、夜市や木崎トンネル工事等、過去コラムでの連載企画は予定に関係なく掲載する予定)


